とんかつにっき|うつ・パニック障害18年生

とん活(お布団で過ごす時間をもっと楽しく!活動)はじめました。

布団の中で思うこと

痛がり上手&辛がり上手

痛い時に痛い!って言える人。言えない人。 これは結構分かれるんじゃないでしょうか。 夫は前者。歯の治療でも、胃カメラの検査でも大暴れします。 (同じ病院に行くのが恥ずかしいほど……。) 私は後者。痛ければ痛いほど、無言でこらえてしまうタイプです…

モノを捨てられない方に「成仏袋」のすすめ

「片付けとは未練を断ち切る作業だと思った」 スマホに残っていた数日前のメモ。 今回のベッド騒動で、相当追い詰められていたんですね (ヽ´ω`)グッタリ 自分がモノを捨てられない人間なんだということを、改めて自覚しました。要するに情が深いんですよ、うん…

逢魔時

夕方は大好きな時間です。美しい色に染まり刻々と表情を変える空。寝床に帰る小鳥たち。駅前の商店街は活気付き、どこかの家のカレーの匂いに鼻腔をくすぐられながら家路につく。娘が教えてくれた「エモい」という若者言葉は、きっとこういう時に使うんでし…

沈殿

「ビーカーに泥水を入れて、そのまま静かに置いておくと、沈殿した泥と水に分かれます。」 小学校の理科の教科書で見た、この実験の写真が好きだった。何かを暗示しているように見えたから。 恐らくそれくらいの歳には、心の中の泥を沈殿させることを覚えて…

46.3hPa

台風15号通過に伴う、気圧の変動に苦しんでいるnemoです。 昨日の記事にも登場した、アプリ「頭痛ーる」の気圧グラフ。 これは9月9日午前3時のスクリーンショットですが、 Nooooooooo!! 振り切れちゃってるぅぅぅぅぅ!! というわけで、夫にグラフを外注。…

眠ることとは、小さく死ぬことである。

眠ることとは、小さく死ぬことである。 これは偉人の言葉ではない。私の父の言葉である。正確に言うと、サイエンス寄りのオカルトを好物とする父が、おそらくその類の本で仕入れたであろう言葉である。 宇宙にまつわる様々なエピソード、ピラミッド建設の謎…

8月12日に読む本

『沈まぬ太陽 — 御巣鷹山篇 — 』山崎豊子 この季節になると読みたくなる本。今年はついにKindle版を購入。 日航機墜落事故が起きたのは、私が小学1年生の時です。ちょうど1年前の8月、父の単身赴任先の大阪に行くため、私と妹を連れて123便に乗った母は青…

選ばなかった方の人生

Jon Tyson 朝から晩まで、生まれてから死ぬまで、人生とは選択の連続である。結婚や就職など、自覚できる大きな選択もあれば、災害や事故のただ中で、自覚はできないが重大な結果を招く選択もある。それら全ての選択を総称して、人生と言うのだろう。 ここで…

哲学科に10年在籍して、中退した私が思うこと。

「哲学科に10年在籍して、中退した私が思うこと」 ……という内容で書こうとして、あえなく挫折しました。 結論だけ書きます。 人生の意味なんて、哲学者に考えさせとけばいいよ!(・∀・) 『曰く、不可解』でいいよ!(・∀・) 意味があるとしたら、 その日その日を…

世界は饒舌すぎるから

Stephanie LeBlanc どうでもいい本と、どうでもよくない本で、本屋は溢れ返っている。誰かにとってどうでもいい本は、誰かにとってどうでもよくない本だ。つまり、取るに足らない本など存在しないのだ、たぶん。 そんなことを考えていると、本が一冊ずつ語り…

1日が24時間では短すぎる

「1日が24時間では短すぎる」 この言葉、よく耳にしますよね。活動的な人が、もっと色んなことをしたい!時間が足りない!という時に使うフレーズです。 でも、ちっとも活動的でない人間が、もっとぐうたらしたい時も、全く同じ文章が思い浮かぶんですよ。…

中高年の魔法呪文講座

四十路はまだまだビギナーの私。最近自覚なく、大人の特権である「便利な呪文」を使っていることに気付きました。今日は経験に想像を交えて、中高年がよく使う呪文についてまとめてみたいと思います。 ◾️まず覚えたい!基本の回復呪文2つ(参考Lv.40〜) 「…

トイレで人生について考える

「そろそろ誰々の誕生日だな」に混じって、「そろそろ誰々の命日だな」と思うことがポツポツ増えて来ました。 誕生日と同様、365日のどこかに必ず存在する自分の命日。もちろんそれを知る術はありません。一年に一度やって来る自分の命日を普段通りに過ごし…

とりあえず寝ろ、話はそれからだ。

泥水で心が溢れそうな時、私はとりあえず眠ることにしています。 様々な感情や情報を沈殿させるために。 上澄みを飲んで明日を生き延びるために。 沈んだ泥は地層や岩盤になり、長い時間をかけてエネルギーを生み出すこともあります。 そう、いま私はとても…

大人になったら

「大人になったら何になりたい?」 恐らくほぼ全ての人が幼少期にこう尋ねられた経験があるはずです。 うちの娘は2歳くらいの時に 「ハンバーグになりたい」 と言っていました。 ハンバーグを作る人(コックさん)や運ぶ人(ウェイトレスさん)じゃなくて?…

タテとヨコの話

HP(体力)MP(気力)が同年代の平均をはるかに下回る私。タテよりヨコになっている時間の方が多い。 どんな人間もヨコになる時間がタテになる時間の活力を生む。ベストなタテヨコ比は人それぞれだし、その時々の状況によって違うのが当たり前。生まれたばか…

地震 — sence of wonder —

ねーねー、さっきちょっと揺れたよね! え、気付かなかった?あんたらどんだけ鈍いの。 ↑これはnemo家の頻出会話パターンです。 もともと揺れに敏感な上に、人より圧倒的に横になっている時間が長いので、地震にはすぐ気付きます。子供の頃は地震が来るのが…

梅雨入り

外はざぁざぁ降りの雨。 偏頭痛もシーズン入りの模様。 しかし梅雨よりも梅雨明けの方がよっぽど憂鬱である。 つまり夏が苦手だ。 子どもの頃、夏は一番好きな季節だった。 今の時分など、大気にかすかな夏の匂いを感じるたび心が踊った。 半袖で、身軽にな…