ねーねー、さっきちょっと揺れたよね!
え、気付かなかった?あんたらどんだけ鈍いの。
↑これはnemo家の頻出会話パターンです。
もともと揺れに敏感な上に、人より圧倒的に横になっている時間が長いので、地震にはすぐ気付きます。子供の頃は地震が来るのが数秒前にわかったりしました。もしかして私エスパー?! なんて己の未知の能力に戦慄したものですが、恐らくあれは微弱なP波を感じ取っていただけですね。
地震の気配を感じることはさすがに無くなりましたが、現在は偏頭痛がかなりの精度で気圧の変化を教えてくれます。限りなく動物寄りの人間であることは間違いありません。理論より感覚、まぁひとことで言えば馬鹿です。だから世の中で当たり前とされていることを何度も思い出しては感動することができます。
ビバ!馬鹿!
ビバ!sence of wonder!
地表とはいわばスープの表面に張った薄い膜です。地球の大部分を占めるのはその膜の下にあるドロドロで高温のマントルであり、その対流によって膜にシワがよる時、地震が起こるのです。
(大体こんな感じの内容だった…と思う)
数年前、本屋でふと手に取った子供向けの科学図鑑で、これを読んだ時の衝撃を私は忘れられません。地殻とかマントルとか、確かに学校で習ったし言葉は知っていたけれど、私たちはスープの膜の上で暮らしていたなんて!
地球スゲー!!(・Д・) 人間ちっさ!!(・Д・)
以来地震が来るたびに、意外と近くに存在しているというマントルのうごめきを想像しては心をときめかせています。
そうそう、PCやスマホの一番見やすい場所に、強震モニタをブックマークしておくと便利ですよ。生命に関わるレベルの地震の時に「地球スゲー!!(・Д・)」ではさすがにマズい。
あの図鑑、買っておけば良かったなぁ……。