寝落ちしてしまったため、実際の投稿日時とズレがあります。
「購読中のブログ」の新着から来て下さっている方、すみません (´>ω<`)
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空模様と同じで、なんだか気持ちも晴れない日。朝からベッドでゴロゴロ。
昼過ぎにインターフォンが2回鳴る。届く予定の荷物はない。当然、息を殺して居留守を使う。するとドアの外側から、鍵穴をガチャガチャといじる音が……!
やばい、これは空き巣だ。鉢合わせになったら殺される。誰かにダイイングメッセージを残さねば。とっさに選んだ相手は母。緊迫した状況をLINEで伝える。
ほどなくして母からの返信。「それ、私だよ〜ん☆」
「ズコー!」という昭和のギャグが、こんなにもハマるシチュエーションがあるだろうか。聞けば、合鍵の調子がたまたま悪かっただけらしい。てっきり私が寝ていると思い、差し入れだけ置いて帰るつもりだったと言う。
母が持って来たのは、万世のヒレかつサンド。生命の危機を感じた直後のせいか、いつも以上に美味しく感じる。晴れていても、曇っていても、生きているって素晴らしい。単純な性格に産んでくれてありがとうと言うと、母は笑った。