今日は私の大好きなブログ、『ヨコシマ』さんの記事を紹介させて下さい。
話題は「おへその掃除」。軽妙洒脱な文体で、ユーモアたっぷりに新婚生活のひとコマを語るシマさん。微笑ましいですね。一方、頼まれてもいないのに、コメント欄でやたら熱く語るnemo。気持ち悪いですね。
でも、へそ掃除についてはどうしても語りたい!語るべきことがある!いや、語らせてくれ!
というわけで、今日はおへその掃除のお話(長文)です。
おへその掃除をするようになったきっかけ
「おへそのゴマを取るとお腹が痛くなるよ」という、おじいちゃんの教えを固く信じていた私。おへそを掃除するなんて、考えたことすらありませんでした。そう、あの日が来るまでは。
それは妊娠後期のこと。あまり目立たなかったお腹が、日に日に大きくなってきた頃のことです。お風呂から出て身体を拭いていると、おへそに何やら黒いものがついていることに気付きました。指でつまんでみると、小石状の物体であることが分かりました。
このサムシング・ブラックは、もしや私のおへそから出て来たものなのか……?
さっそく夫におへそを見てもらうと、小石の残骸と思われるものが、次から次へと出て来ました。謎の小石は、私のおへそに溜まりに溜まった、20年ぶんの汚れの塊だったのです(汚い話ですみません)。
原因として考えられるのは、やはりお腹が大きくなったこと。ポケットが裏返る要領で、汚れがポロッと出てきたのでしょう。お腹の内側から娘の強烈キックを受けていたことも、関係しているかも知れません。
巨大隕石直撃並みのショック、まさにディープインパクトを与えた小石。大きさがわかるものと並べて、しっかり記念撮影をしました。赤ちゃんの前に、私は大変なものを身体から出してしまったのです。
nemo流 おへそ掃除のやり方
こうして私は、自分にも家族にも、おへその掃除をするようになりました。長年の研究と実践の結果、辿り着いた方法を書いておきます。
【 用意するもの 】
- 綿棒(細すぎないもの)
- 乳液(惜しげなく使えるもの!オイルを使う方も多いようです)
【 適した時間 】
風呂上がりが望ましい
【 手順 】
- 掃除をされる人は横になる
- おへそのくぼみいっぱいに乳液を注ぐ
- そのまま1~2分待ち、汚れをふやかす
- 綿棒に乳液をたっぷり含ませながら、軸を軽く回すようにして汚れを絡め取る
- 皮膚と綿棒の摩擦を最小限に押さえるため、乾いてきたらその都度乳液を足す
- キレイな綿棒で仕上げ、おへそを保湿して出来上がり
おへそ周りの皮膚はデリケートで、すぐ赤くなってしまいます。掃除されている人がついウトウトしてしまうくらい、とにかく優しく優しくを心掛けましょう。
また、掃除に熱中するあまり、お腹を冷やさないように注意しましょう。「おへそのゴマを取るとお腹が痛くなる」という話は、ここから来ているのかも知れませんね。
おへそ掃除@病院
ところで、お腹を開く手術の前には、必ずおへその掃除をすることをご存知ですか?おへそは汚れが溜まりやすい部位なので、術後の感染症予防のために行うそうです。
私も10年ほど前に経験しましたが、お掃除に来て下さった看護師さんに「長年この仕事をしているけど、こんなにキレイにしてる人見た事ない!」と驚かれました。そりゃあちゃんと掃除してますから!(ドヤ顔)
医療現場でのおへそ掃除。オイルの扱い方が参考になります。
へそ掃除界に革命児現る?!
ある方法がどんなに優れているとしても、それは現時点でのベストに過ぎません。慢心し研究を怠たれば、イノベーションは永遠に訪れません。これは「へそ掃除道」においても同様です。
この記事を書くにあたり、生まれて初めて「へそ 掃除」というワードで検索したところ、大変気になる情報をキャッチしました。なんと「おへそ専用お掃除キット」なるものが発売されていたのです!その名も……
『へそゴマカラメトール』
メーカー希望小売価格:1800円+税を、へそ掃除のために出せるかどうかの戦いです。たぬきが可愛い顔で誘惑してきます……。
この写真はズルいでしょ……(ゴクリ)。
商品情報引用元、Amazonへのリンクはこちら。
⬆︎めちゃくちゃニッチなジャンルですが、人気商品のようです。レビューも高評価のものがほとんど。
それにしても皆さん、大変熱く語っておられますね。へそ掃除に情熱を傾ける人が、世の中には意外と沢山いるという事実に驚かされました。
良かった、変態は私だけじゃなかったんだ……(失礼)。
耳掃除と同様、一度ハマってしまうと抜けられないのがおへそ掃除の沼。知られざる快楽の世界に、あなたも足を踏み入れてみませんか。