「結婚20周年の記念に、ダイヤの指輪かネックレスを買おう。」
夫が珍しくそんな提案をしてきたので、指輪をリクエストすることにした。そうと決まれば話は早い。夕方、タクシーで帝国ホテルのラウンジへ。やっぱり、ここのハーブティーが好きだ。
仕事を終えた夫がラウンジに現れた時、隣のテーブルに見覚えのある顔を見つけた。某議員とその秘書と思われる二人組だ。「ねぇ、あれ……」と私が目線で話しかけるより早く、夫が議員に近付いて挨拶をする。何やら、初対面ではない様子の談笑だ。
聞けば、AI関係の勉強会に講師として呼ばれて知り合ったとのこと。「役員に昇格する時も何も話してくれなかったじゃない」とむくれる私に、少し立派になった夫が笑う。
……という夢を見た。
……という夢を見た。(´;ω;`)ブワッ
(大切なことなので二回言いました。)
夫への不満をスマホのメモ帳に書き散らして、べそかいて寝たら、この夢。
なんだ夢オチかよ、って怒らないで下さいね。今かなり落ち込んでいるので……。
念のため書いておきますが、夫はしがない会社員です。あと、結婚は21周年です。欲しい物は、ダイヤの指輪じゃなくてiPadです。
もう、タイトルを考える気にもなれない。