とんかつにっき|うつ・パニック障害18年生

とん活(お布団で過ごす時間をもっと楽しく!活動)はじめました。

【 訂正 】アレクサ(999円)を飼った日

夫がこんなキャンペーンを見つけて来ました。

 

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Echo Dot(エコードット)とは、所謂スマートスピーカーというやつです。

 

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\  アレクサ!○○して〜!  /

 

ってやるアレです。

通常価格 5,890円 が 999円!

ということで迷わず購入。

 

Echo Dot 第3世代 ヘザーグレー|Amazon.co.jp

 

amazon music Unlimited(月額980円 / プライム会員780円)に強制加入する形になるので、続ける予定のない方は1ヶ月後に解約するのをお忘れなく。

 

それにしても、なかなか遊べるヤツです。

アレクサに全力で話しかけまくって、疲れ果てた夜でした。

 


 

【 訂正 】2019/10/25  09:30

投稿時に金額の間違いがありました。

お詫びして訂正致します。

 

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支払いは Echo Dot 本体の219円だけ?!と勘違いしてしまいましたが、amazon music Unlimited  1ヶ月ぶんの780円も請求されるようです(合計 999円)。

以後気を付けます。早とちり(´>ω<`)ハズカシー

 

 

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でもやっぱりお前(本体)は219円なんだね……。

 

モノを捨てられない方に「成仏袋」のすすめ

「片付けとは未練を断ち切る作業だと思った」

 

スマホに残っていた数日前のメモ。

今回のベッド騒動で、相当追い詰められていたんですね (ヽ´ω`)グッタリ

自分がモノを捨てられない人間なんだということを、改めて自覚しました。要するに情が深いんですよ、うんうん。

 

でもそんな私なりに、数年前からしている工夫があります。バッグや靴など、少し大きくて思い入れのあるモノを処分する時の手順です。

 

  1. 今までありがとうの気持ちを込め、なるべくキレイな袋に入れる。
  2. その上で、自治体指定のゴミ袋に入れる。家庭ゴミと一緒に捨てるのがためらわれる時は、別のゴミ袋を用意する。(たいていの場合、そのままではスカスカなので、ついでに何かいらないモノはないかな?と処分がはかどることが多い。)

 

ちなみに①で使う袋を、私は「成仏袋」と呼んでいます。お店で貰った袋を利用するのが、一番手軽で始めやすいと思います。

 

ところがズボラも私レベルになると、それをとっておくことが、さらに片付かない原因に……。そこで最近、ついに専用の「成仏袋」を導入しました。

 

\  ジャーン  /

 

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なんてことはない、ごく普通のレジ袋に色がついたものです。業務用なので、たっぷり100枚が数百円!色も大きさも豊富です。私はAmazonで買いました。

 

自分が「成仏袋」だと思っているものに入れることで、本当にモノが成仏したような気分になる。

これって結局、ただの自己暗示&自己満足ですよね。でも、縁あって自分の手元に来たモノだから、気持ちよく見送ってやりたいと思うのも人情。

 

自分のペースとやり方で、少しずつお片付け頑張ります。

 

汚部屋住人のベッド購入顛末記【最終章】破れ鍋に綴じ蓋

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◾️ここまでの記事

【第1章】パラダイス・ロスト

【第2章】カメの涙

【第3章】清算

【第4章】絶望

 

◾️ここまでのあらすじ

ベッド搬入のXデーは10月21日。今こそ汚部屋を、片付けて片付けて片付けまくらなければならないのに、ほとんど手付かずのまま迎えた最後の週末。タイミング悪く風邪までひいてしまい……?!

nemo家のベッド買い替え顛末記、怒涛の完結編。

 


 

人は二つのタイプに分類することができると思う。

 

  • 部屋は片付いて見えるけれど、引き出しの中はゴチャゴチャなタイプ
  • 部屋は散らかって見えるけれど、引き出しの中は片付いているタイプ

 

私は後者で、完璧主義者だ。

どんなに部屋全体が散らかっていても、片付けは引き出しの中のような細かい所から始める。よって、部屋全体が片付くまで、途方もなく時間がかかる。

そのモノが本当に必要なものか否か判断し、最適な場所に収めたい。秩序立った整理ができないくらいなら、散らかっている方がマシ。典型的な「0か100か思考」である。

元気な時はそれでも何とか回っていたが、病気による気力・体力・判断力の低下が、汚部屋の原因となったのは言うまでもない。

 

 

さて、話を現実に戻そう。

買い置きの風邪薬が思いのほか効き、前の章を書いた翌朝には、ノロノロと動けるくらいには回復していた。しかし、ただでさえ動きの鈍い私が、さらに低出力モードになってしまったのは事実だ。頼みの綱は夫だが、このテキトーな人がどうにかしてくれるとはとても思えない。

 

一方、夫は夫で、かなり早い段階から、私がこの難局に対処できるとは考えていなかったようである。Xデーが近付けば近付くほど、寝床が奪われる不安とプレッシャーで動けなくなる妻。おまけに風邪気味と来たら、これはもう完全に戦力外である。

 

夫が私を早々に見切ったことは正解だった。しかも幸いなことに、夫の完璧主義ではない性格、つまりテキトーな性格が吉と転んだ。

 

土曜日の朝、夫は寝室のありとあらゆるモノを、とりあえず段ボール箱に放り込み始めた。明らかな不用品はゴミ袋に入れるが、細かい分類はほとんどしない。ひとつの段ボール箱があっと言う間にいっぱいになる。最低限のインデックスを書きつけ、次の段ボールに取り掛かる。

 

これを繰り返すこと十数回。寝室は徐々に本来の空間を取り戻し始めた。気付けば本棚と棚が空になっている。最後に軽く掃除をしておしまい。

内容はどうであれ、結果的に、ベッド搬入の準備が二日間できてしまった。

 

 

結論:片付けに必要なのは「気力・体力・適当力」

私に決定的に欠如しているこの三つの能力全てを、夫は持ち合わせていた。れ鍋に綴じ蓋とは、まさにこの事である。自他共に認める鬼嫁の私も、今回ばかりは自分が破れ鍋であると認めざるを得ない。夫に心からの感謝の念が湧いたのは、何年ぶりだろう。

 

 

かくしてXデーがやって来た。

魂を分有していたと言っても過言ではない、古いベッドと引き離された時、私は一体どうなってしまうのだろう。身体がどんどん透明になって、ついには消えてしまうのでないか。

 

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こんな風に

 

だが、そんな妄想は杞憂でしかなかった。人とは現金な生き物で、別れに胸を痛めた数時間後には、もう新しいベッドに心を奪われている。大人二人が寝ても余裕のある広さ。硬すぎず柔らかすぎず、絶妙な弾力で全身を支えるマットレス。フレームもシンプルなものにして正解だった。

 

これに魂を移す儀式の一環として、今はベッドで過ごす時間をいつも以上に増やすことが必要だ。積み上げられた段ボールを片付けたい気持ちはもちろんあるが、これは私にしかできない重要な仕事なので仕方がない。

 

今日も私は、とん活(お布団で過ごす時間をもっと楽しく!活動)で大忙しなのである。

 

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今までありがとう。

 

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末永くよろしくね。

 

— 完 —

 


 

他人のベッドの買い替えという極めてどうでもいい話題に、全5回に渡ってお付き合い頂き、本当にありがとうございました。お陰様でどうにか乗り切ることができました。より快適になったベッドから、張り切って駄文を垂れ流して行くつもりですので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 

日頃の感謝の込めて  nemo    

私の愛蔵書

こんばんわ。

寝室の片付けに追われているnemoです。

持っていることすら忘れていた本が出て来ました。

 

 

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タイトル:レイザーラモンHG

著者:レイザーラモンHG

出版社:竹書房(2005年11月)

ISBN:4812424127

 

なんていうかこう……

14年前からエールをもらった気分です。

 

ネタ本・グラビア・エッセイ、どの角度から見ても完成度が高い珠玉の一冊。

無害なネタをひとつおすそ分け。

 

 

〖 HGじゃんけん 〗

 

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……ちょっと元気、出ました?

ベッドの搬入、バッチコーーーーーイ!!

「伊勢だより」赤福のもう一つの楽しみ方

伊勢名物と言えばやっぱり赤福!お父さんの出張土産の定番でもあります。

 

ところで、赤福には一箱に一枚「伊勢だより」というカードが入っているのをご存知ですか?表面には版画、裏面には店主からのお手紙が刷られており、伊勢ゆかりの風物詩を解説する内容になっています。そしてこの「伊勢だより」、なんと日替わりで違うものが入っているのです!これはコレクター魂をくすぐりますよね。

 

7年で2,500枚集めたツワモノも……!

 

365枚コンプリートにはほど遠いのですが、夫が一年弱の間の出張でためた「伊勢だより」13枚をご紹介しようと思います(購入場所は三重・名古屋・京都・大阪です)。

版画家・徳力富吉郎氏が伊勢各地に赴き、十数年に渡って制作した「伊勢だより」の作品のごく一部をお楽しみ下さい。

 

 

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1月12日『ハラソ祭』  @三重県尾鷲市梶賀浦

その昔、この辺りで行われていた くじら 突きを再現したお祭り。「ハラソ」は鯨を突く時の掛け声。

 

 

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2月28日『臥龍梅がりゅうばい  @三重県伊勢市御薗町

名前は龍が伏せたような形から。ひとつの花から7〜8個の実を結ぶ珍しい梅の木。菅原道真の太宰府の居宅から移したという古木。

 

 

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3月4日『金剛證寺 こんごうしょうじ  @三重県伊勢市朝熊岳

伊勢神宮へお参りする人が必ず訪れたお寺。よく晴れた日は富士山が見え、かの有名な一休禅師もここで一句詠んだとか。

 

 

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 4月16日『伊雑宮 いざわのみや  @三重県磯部町

伊勢神宮内宮がもつ十の外宮のうちの一つ。伊勢神宮や朝廷に食物を貢納していた土地柄から、現在でも神事には伊勢エビやアワビといった供え物が並ぶ。

 

 

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5月9日『ミカドアゲハ』  @伊勢神宮

生息地が限られる珍しい蝶。伊勢神宮の林にはミカドアゲハが好む 小賀玉木 おがたまのき が多くあるため、5〜7月にかけてよく見られる。

 

 

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6月14日『伊勢型紙』  @三重県鈴鹿市

着物の模様を布地に染める時に使われる。柿渋で加工した和紙に様々な技法を用いて、精緻な模様を彫り抜く。

 

 

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6月21日『赤崎神社』  @三重県鳥羽市

伊勢神宮外宮の末社のひとつ。毎年6月22日に行われる祭りは「ゆかた祭り」と呼ばれ、浴衣姿の人々で賑わう。

 

 

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 7月4日『お糸船』  @伊勢神宮

神様の衣替え用の絹糸を奉納する行事。年に二度、愛知県田原市より「お糸船」と呼ばれる一行が、伊勢湾を渡って訪れる。

 

 

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 9月26日『伊賀上野城』  @三重県伊賀市

江戸城築城にも関わった築城の名手、藤堂高虎によって建てられた城。石垣の高さは日本一、二を争い、旧市街の設計も先進的なものであった。

 

 

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10月9日『拝聖殿』  @三重県伊賀市

同市出身の松尾芭蕉の生誕300年を記念して建立された建物。芭蕉の命日である10月12日には芭蕉祭が行われ、全国から多くの俳人や俳句同好家が集う。

 

 

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10月11日『唐人踊り』  @三重県津市

370年余りに渡り、秋祭りで披露されてきた踊り。江戸時代に朝鮮から幕府に派遣された使者の身なりを真似ているとされる。

 

 

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11月14日『瀧原宮 たきはらのみや  @三重県大紀町

伊勢神宮内宮がもつ十の外宮のうちの一つ。樹齢数百年を超える杉木立の参道、谷川の清流を利用した御手水場が、訪れる者を荘厳な空気で迎える。

 

 

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 12月18日『神宮 御神宝ごしんぽう 彫馬えりうま   @伊勢神宮

御神宝とは神様の調度品のこと。太刀・弓矢・扇・傘・そしてお飾りの彫馬など、その総数は約700種1,500点以上に及ぶ。20年毎の式年遷宮で全て作り変えられる。

 

 

nemo家のコレクションは以上です。長々とお付き合い頂きありがとうございました!

 

美しい版画もさることながら、郷土愛溢れる素朴なお手紙も味わい深く、読むたび伊勢に行ってみたくなります。皆様も赤福を召し上がる機会がありましたら、是非「伊勢だより」をお楽しみ下さい。

汚部屋住人のベッド買い替え顛末記【第4章】絶望

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◾️ここまでの記事

【第1章】パラダイス・ロスト

【第2章】カメの涙

【第3章】清算

 

「えーと、確か前回、新しいベッドを買ったんだよね?だったらもう、何も書くこと無くない?」

 

そう思ったそこの貴方、人として真っ当な道を歩んで来られたのでしょう。でもそれじゃあただの『ベッド購入顛末記』ですよね?

私が書こうとしているのは

 

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ベッド購入顛末記なのです。

そう、クライマックスという名の地獄はここから始まる……!

 


 

ベッド搬入のXデーは10月21日に決まった。8月31日の成約から搬入まで、あえてひと月半以上の間を空けたのは、「本腰を入れて寝室を片付けなければヤバい」という我々夫婦の危機感の表れである。

 

しかし、10月18日現在、寝室の片付けはほとんど進んでいない。何もかもが正反対の夫婦だが、情けないことに、面倒なことを先延ばしにしてしまう性質だけは同じなのだ。

 

新しいベッドは一回りサイズが大きくなるため、家具の大幅な配置換えが必要になる。大きな本棚を移動し、棚をひとつ処分しなければならない。それ以前にしなければならないのは、寝室に追いやられたどうでもいいものやどうでも良くないもの(たっぷり18年ぶん!)の整理である。縦のものを横にする気力もない人間にとって、これがどれほどの大事業かお分かり頂けるであろうか。

 

そして、あまり認めたくないことに、数時間前から嫌な予感がする。喉が痛いし、何だかやけに寒い。厚着をしても、羽毛布団にくるまってみても、身体の芯から寒い寒い寒い寒い……。

 

たぶん、風邪をひいてしまった。

今週末が最後のチャンスなのに。

 

夫は飲み会でまだ帰らない。いま私は、20年のあいだ苦楽を共にしてきたベッドの上で震えながら、これが最後の絶望であってくれと祈っている。

 

最終章に続く

いつも以上にゆるい日記

思うところあって、しばらくスマホ版どうぶつの森をお休みしていたら、しずえに怒られた。

 

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しかも2回も……。しずえこわいよーーー。

 

一日中動悸がした水曜日。

動悸はおさまったけれど、眠くて仕方がなかった木曜日。

やっぱり身体に負担がかかっているんだろうなぁ。

 

週末に向けて、しなければいけないことが沢山。

あまり寝てばかりもいられないのだけど。

 

 

明日から本気出す!(`・ω・´)

 

 

……たぶんね。

コブラ酒と私

実物は見たこともないけれど、理由もなく気になるものの一つに、「コブラ酒」というものがある。その名の通りコブラを丸々一匹漬け込んだ酒で、瓶の中にはとぐろを巻いたコブラが鎮座している。インドや東南アジアでお土産として売られているらしい。

 

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苦手な方も多そうなので、イラストで。

 

こんな物をもらったらどうしようかとよく考える。私は、調理中の料理酒にも酔うレベルの下戸。仮に飲めたとしても、正直すすんで飲みたい代物ではない。

 

中身を捨てて処分するとしても、中にコブラが入ったままではゴミには出せない。コブラをお箸か何かで引っ張り出せばいいのだろうか。出したら出したで、燃えるゴミにするのも可哀想である。堂々たるヘビの亡骸なのだから、どこかに埋葬してやらねばなるまい。

 

マンションが立ち並ぶこの近辺だと、候補となる場所は小さな公園、時間帯は人目につかない深夜一択である。しかし、真夜中の公園で大蛇を埋めようとしている人間など、不審者以外の何者でもない(私なら100%通報する)。いかにもペットが死んだという体で泣いていれば怪しまれないかも知れないが、ますます怪しい気もする。

 

無理に処分しようとせず、どこかに仕舞い込んでしまうのも、かなり現実的な案である。しかし私の死後、遺品整理にあたり、娘が同様の葛藤をすると思うと気の毒だ。消極的な理由で「nemo家代々の秘宝」的な扱いになるのも、何か違う。 

 

一方、コブラ酒を手に入れてしまったら最後、その迫力ある存在感に魅了されてしまうのではないかという予感もある。ガラス越しに睨みをきかせるのは、世界最凶のヘビ。毒と時間を溶かし込んだ証として、琥珀色を深めていくアルコール。悪趣味であることは否めないが、オブジェとしての魅力はかなりあるように思う。

 

好奇心が昂じて、最近ではコブラ酒作りの動画を見ている。ベトナム語で蛇酒を表す「rượu rắn」で検索すると良い。

中には素手でコブラを〆るところから始まる動画もあり、梅酒を漬けるのと大して変わらぬ緊張感で行われていることに驚く。そしてそれは実際、赤ちゃんの泣き声が聞こえて来るような、民家の軒先で作られているのである。

 

家庭用のコブラ酒は、日本のスーパーでもよく見かける、ごく普通の保存瓶で作られる。土産物用のコブラ酒は、豪華な専用の瓶で作られ、見栄えを良くするために様々な工夫が施される。コブラのエラを美しく見せるためにプラ板を内側から仕込んだり、頭部を細い糸で吊ったりする。

 

加工されていくコブラを見ながら、その一生に思いを馳せる。また、一匹のコブラとその所有者になる人間が、広い地球で出会う確率に運命的なものを感じ、思わず胸を熱くする。かくして私は、やはりこんな物を手に入れたらどうしようと、終わらぬ思考のループに陥るのである。( ➡ ︎第二段落に戻る)

 

逢魔時

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夕方は大好きな時間です。美しい色に染まり刻々と表情を変える空。寝床に帰る小鳥たち。駅前の商店街は活気付き、どこかの家のカレーの匂いに鼻腔をくすぐられながら家路につく。娘が教えてくれた「エモい」という若者言葉は、きっとこういう時に使うんでしょうね。

 

だがしかし。

あくまで私の場合ですが、夕方はパニック発作が最も起きやすい時間帯でもあります。突然襲ってくる動悸・過呼吸・手足の震え・強烈な不安感……。現に今日もそうでした。

 

なぜ夕方なのかは分かりません。いにしえの人が「逢魔時おうまがとき 」と呼んだように、昼と夜が入れ替わる時間帯には、何か不穏なものが潜んでいるのでしょう。

 

そう言えば、まだ赤ん坊だった娘が意味もなくむずかるのは、決まって夕方でした。『おばあちゃん』と『ひいおばあちゃん』にランクアップした母と祖母が、「おうまがときだからね、仕方ないね」と言いながら娘をあやしていたのを思い出します。祖母も母も、そして私も、代々そう言われて育ってきたに違いありません。

 

そんなわけで、夕方の発作をお布団の中でやり過ごす時は、「おうまがときだから仕方ない」と自分に言い聞かせるようにしています。それはどこか乳臭くて懐かしい、安心する言葉なのです。